なんの思い入れもなく、「学びなおし講座」というタイトルに惹かれて他府県の交流分析オンライン研修に参加したところ、講師の方が当地で非常に高名な方だったらしく、私以外は先生の大ファンというグループでした。このアウェイ感!前にも助産の勉強会で似たようなことがあったなあ(^^;
懲りない私は何度でも未知の世界に飛び込んでいくのですが、人見知りなので話しかけられるとドキドキします。
でも、今日は本当に参加して得しました。TAの最初のジャンル、自我状態の復習だったのですが、先生は「自我状態療法」「自我マイフル」を開発された方で、自己理解のための様々な方法を教えて頂きました。
アウェイだと構えてしまう私は、もう自分の脚本に囚われていて、素直な自分を見失ってしまっています。直観やひらめきや気付きの力が損なわれ、抑圧を感じています。
「自我マイフル」は、自我状態マインドフルネスの略語らしく、瞑想するように今自分の自我状態はなんだろうか?と問いかけることで、自分の本当の感情やその時点での思考を客観的に捉える練習を行う、という感じみたい。
これはメタ認知能力を鍛えることにもなるそうなので、わたしも意識してやってみます^^
特にネガティブな感情に対して、自己分析するのは本当に難しいです。怖いし、恥ずかしいし、目を逸らしたくなる。それでも、建前ではない本音の部分を分析するとき、わたしは自分の本質に出会うことが出来て、感情の理由が分かれば脚本を手放してゆけることも知っています。
フロイドにも詳しい先生は、「無意識の部屋」という言葉で、潜在意識についても言及されていました。普段は意識することもない、幼い頃からの思い込みやこだわりや囚われが、無意識の部屋に生息していて(^^; そしてわたしの認知にバイアスをかけている。自分を守るため、一生懸命に。
この状態が抑圧、ストレスを生み出すので、荒ぶる無意識さんを宥める必要があります。この方法が、意識して、無意識さんに与える肯定的ストロークです。今、こんな気分になってるね、なぜ、そう考えたのかな?そう感じたのかな。そう、そんな理由があったんだね。…無意識の海は凪いで、とても楽になれる。
心が軽くなるとき、人は無意識からつないだネガティブ思考(これが重さを感じさせるもの)を手放せばよいのですが、他者からではなく自分自身で納得する必要があるために、自己観察と事実をそのまま受け止める力がいるのです。
簡単ではないです。でも、筋トレと一緒で、毎日続けることが大事!
捨我得全。
意識と無意識の境を自在にコントロールして、世界にとって、他者にとって、わたしにとって。最も善き選択が出来るようになりたいです。
古い思考・感情・行動を棄てて、朗らかに!安らかに!喜んで!進んで!働きます!