「院生」といえば思い出すのはヒカルの碁ですが、ヒカル君以上に将来有望な助産課程の院生さんと一緒に府立高校へ性教育に行ってきました。
17歳、18歳の生徒さんたちに、わたしは生殖の専門家として、彼女は性のピアサポーターとして、心を込めてお話してきました。
これから、人生をともに生きるパートナーに出会う人たち。キレイで生き生きとしていて力が溢れている、人生のこの一瞬を幸せに生きて欲しい。暗い罠に捕らわれることなく、堂々と自分に自信をもって。
未来を作る若い人たちのために、社会も自然も文化も、よい環境を整えてあげなければ…頑張ります!
そして、タイトルは倫理経営基礎講座の第25講。夜には方面長による研修に出ることができました。
性教育で伝えたいことは、この「尊己及人」と一致します。
あなたが尊い理由:奇跡の卵であった唯一の存在、いのちを授けてくれた両親やご先祖さまからのバトンを持つ人
自分の尊さを知っているからこそ、他者の尊さを知ることが出来る:自分を粗末に扱う人は、きっと他者やモノも大切にしない人だから。自分が尊いから、自分の服も家もコミュニティも国も地球も、すべてが尊い。
尊ぶ、とは:世のため人のため、自分の使命を果たすこと。怠けて楽をすること、うぬぼれたり威張ることは、人間として劣っていることになる。
自他共尊と平和:平和、調和が人の使命。他国家、他民族を尊重できるのは、祖国の存在を重視し尊重してこそ。自然界に国境はない。
ときに性教育は、左派の人権教育に使われますが、実は保守の願いである愛国心にもつながる自分のルーツを尊重することでもあります。
人権も愛国心もどっちも大事です。これだけ国際情勢が緊迫しているなか、戦乱の危機をディスカウントするのは国を粗末にすることだと思います。平和を守るために出来ることを冷静に進めていただければと思います。
万物生々。
あらゆる対立するもの、全ての存在が良き方向に進んでゆくことを願います。