本日は株式会社工進を会長と一緒に訪問しました(*´∀`*)京都府倫理法人会40周年の式典で初めてお目にかかってから早4か月。満を持して、本日カレンダーお渡しを理由に訪問が叶いました。
式典で永年会員表彰を受け取って下さった小原(こはら)英一社長は3代目。2019年の代替わり後も成長の一途をたどり、現在従業員299名、海外にも拠点を増やし続けているそうです!
しかし英一社長に感じる印象は、バリバリエグゼクティブとは正反対の、静かで穏やかで訥々と語る言葉が染み渡るような人となりです。この不思議な違和感はなんでしょうか?創業されたご祖父様、二代目のお父様から受け継いだ理念についてのお話を伺いました。
創業は戦後の昭和23年、親類の技術者と小原甚一社長がふたりで立ち上げたものづくりの会社でした。みるみる発展して法人化、二代目小原勉社長が引き継いでからも顧客起点(すべてはお客様のため)と社員第一主義(すべての社員を大切にする)を貫く中で、売り上げは20億から146億円に!…わたしには天文学的数字すぎて想像もつきません(^^; しかもB/Sを綺麗にする努力も実を結び、無借金経営とのこと。神がかってます…
工進の社名は、工(工夫する)進(前に進む)の、社会の発展を意味するもの。社名の通りに実現してゆかれる秘訣はどこにあるのでしょうか。
創業者は儒教を愛した方で、正面入り口に等身大の立像がありました。徳を重んじる生き方がその柔らかな表情から伝わってきます。その思いを引き継がれた二代目社長が、倫理法人会に入会された方で、英一社長の子ども時代、「万人幸福の栞」を家族で読む場面があったと聞いて感動しました。
3代にわたって磨かれてきた魂の輝きが、社屋の隅々にまで感じられます。それでも、事業継承は自身の能力だけではなく社員の協力なしでは成し遂げられないと語る栄一社長は、職場の教養を役員朝礼で使ってくださっています。
モーニングセミナーで講話をして頂けませんか?と頼んでみましたが、いえいえ、学ぶのはこちらです…と信じられないくらい腰が低いお姿に、萌え死ぬかと思いました。
今後は「チャレンジする精神」を基調に、ますますの発展を遂げるビジョンを聴かせて頂きました。採用基準は、殻に閉じこもらないグローバル視点、失敗を恐れない行動力、そして学び続けることが出来ることだそうです!
反始慎終。
どんなに成長を遂げても、もとを忘れないことの大切さを深く感じるひと時でした。有難うございました!