今日は待ちに待った山本登世子さんの講話(^^♪ 七転びどころじゃない転びっぷり人生は今の自分のためにあった、というお話でした。
登世子さんの事業は、幸せな企業を作るためのコンサルタントです。ビジョン、戦略はもちろんマネージャー指導、営業マネージメント等、売り上げをあげて社員が幸せになる企業経営を導くお仕事。
物凄く能力の高い女性で、若くして起業された時点でベンチャー受賞、業界の花形としてもてはやされる日々。しかし不況や裏切りで何度も打ちひしがれ、その都度立ち上がってゆかれるストーリーは本当にドラマティックでした。
その登世子さんが倫理に出会ったとき「倫理は脳の仕組みに合っている」と感じたそうです。脳の機能快、という言葉を初めて知りました。仕事においては勤労歓喜というキーワードがあります。働きは最上の喜びという構えで仕事に向かう人と、隙あらばサボりたいと考える人。どちらが幸せに働けるかは言うまでもありません。
どうやら登世子さんは潜在意識の達人のようで、願ったことを引き寄せることが出来る人。アクセスのツールはお仏壇での祈りです。神様には感謝しかしない、お願い事はご先祖様にすると言われていました。
20代さかのぼれば200万人のご先祖様。それだけおられたら徳が高い人生のあと神上がりされて、子孫を守護してくださっている方もおられるでしょう。ものすごく知的に高い方も、商売のセンスに秀でている方もおられることを思えば、DNAの中に眠っている記憶を使って奇跡を起こしてくださる可能性もあり。
ただ、200万人のなかには悪業を積んだご先祖様も混ざっておられます。健全ではない霊、地獄で苦しんでおられる方もおられるはず。安易にご先祖様にお願いすると、ちょっと危険な印象もあります。
潜在意識がそう感じているので、残念ながらわたしにとってはお仏壇の祈りは奇跡を引き出すものにはなりません。わたしにとっての奇跡のもとは、やはり唯一絶対のSomething Great、大自然や大宇宙の存在です。その存在を神として各宗教は名前をつけて仰ぎ見るのですが、キリスト教のヤハウェのように発音できないくらいの畏怖が正しいと思われます。
わたしにとっての災いが、誰かにとっての幸いになるのであれば(たとえば財布からお金を抜き取られるとか)、それで差し引きゼロ。もしわたしがその人を恨んだらわたしが悪業を積むことになります。
奇跡をつかさどる世界は、個々の人間の感情の理由などには、一切配慮しないように思います。それが冷淡に思えた時期もありましたが、純粋倫理を学ぶとむしろ清々しく論理的で、様々な善き行動は、道徳的な命令ではなく、ただ単純なルールなのだとわかってきます。
今までに体験した奇跡を思い起こしてみると、とても自然にルールを守れている状況であったことがわかります。それを期待したり願ったりするとルールから外れることも。
ドラマの主人公のように波乱万丈な人生は、潜在意識をコントロールできる稀有な才能のゆえだと思われます。彼女自身は、淡々と自然の潮流に揺蕩うように生きてきたと感じておられることも、純粋倫理で説明できるように思いました。わたしはまだまだ勉強不足ですが(^^;
今の自分、状況、すべてが「これがよい」と喜び楽しむことが出来れば、良い方向へと導く奇跡が起こります。長年の不妊治療をやめた途端に赤ちゃんを自然妊娠で授かる話は昔も今もたくさん聞いていますが、これも同じルールに基づく結果ではないでしょうか。
人生神劇。
登世子さんの人生は勝利者の脚本でした。すべての人が、喜びでいっぱいの人生を送れますように!