本日、中秋の名月。ほんとうに、こんなに美しいお月さまを久しぶりに見たような気がします。今日はお産が多いはず。。
わたしは、コミュニケーション訓練「親業」のインストラクター仲間で二か月に一度のミーティングをしていました。
インストラクターといえども、まだまだ技能も未完成で、身近な家族の問題(介護、終活)に翻弄される事例が出されました。
コミュニケーション訓練の3本柱は「聞く」「話す」「対立を解く」。この対立を解くというのはリスクが上がるので、勇気が必要です。
ところが、親子で、夫婦で、職場で、人が複数いる場所には必ず対立が起こり、これを避けることは出来ません。
対立場面で、自分を偽って我慢することがあります。逆に、感情が高ぶって我を通したくなることもあり😅
ここで、勝者と敗者が生じる解決策を取ると、必ず負けた方は不満や恨みを抱くので、新たな問題を生み出すことになります。
爽やかに自己表現しながら、相手の自尊心を傷つけずに、敗者のない解決策を一緒に探してゆくこと。これがわたしたちのコミュニケーションの目標です。
このトレーニングを開発されたDr.T. Gordonは、育てたインストラクター達に、ピースメーカーとして活動することを願いました。
だから、ミーティング中も、かなりシビアな話題への見解があったり、お互いの講座資料への意見交換も鋭いのですが、とにかく率直で正直で気持ちが良いのです。
というわけで、あっという間の3時間。すごく前向きで学びのある交流のひとときでした!
保育園で、学校で、職場で、医療現場で、介護施設で。もっと沢山の方に「親業」を伝えたい。誰ひとり漏れることなく尊重される環境を作りたい。
対立を恐れない、それはお互いの内面が向き合う、真実の瞬間だから。
私自身もまた、自分の親との間の確執を乗り越える課題に取り組む、永遠の受講生です。
尊己及人。
世の中にたった一つしかない宝物は自分自身。なのに、心の貧しい人は幸いである、と聖書にあり、己を空しくすることに真の幸福が添う、と栞にあります。
対立が起こったとき、最も尊ぶべき自分自身が、自己主張を棄てて相手を尊重する。そのとき我欲は砕け、真にすなおな気持ち、ほんものの自分自身がその場面に向き合えるのだと感じました。最善の解決策を共に得るために。
コロナ騒動が収まったら、勇気を出して営業に回ろうと思います^^ピースメーカーたちは崇高な使命を自覚しながらも待ちが多すぎるので!