すごい秋晴れの一日。バイクで走ると冷たい風が気持ちよかったです。
バイク走らせながら大声で歌ってる人がいますよね?夜とか結構響いて上手く聞こえたりして笑ってしまいますが(^^;
わたしも歌うタイプのライダーです。そんな大声出しませんが。。古いアニソンだったり賛美歌だったり多種多様に歌います。
最近ずっと同じ歌を口ずさんでしまいます。走り出すとイントロが聴こえるようで、結構最初から最後まで歌ってます。
それは「前夜」という曲。わたしが中学生くらいのときにさだまさし氏が作った歌です。彼は歌は歌詞から死んでいく、と昔なにかに書いていましたが、彼の歌詞は日本語としても本当に美しくて、何十年も忘れずにいることが出来ます。
桃花鳥が七羽に減ってしまったと新聞の片隅に
写りの良くない写真を添えた記事がある
こんな風に始まる歌詞。「桃花鳥」は「朱鷺」のことですが、この美しい呼び名に置き換えられていて、これは日本書紀からの引用だと知りました。
ニッポニア・ニッポンという名の 美しい鳥がたぶん
僕らの生きてるうちに この世から姿を消してゆく
わかってる そんな事は たぶん
小さな 出来事 それより
君にはむしろ 明日の 僕たちの
献立のことが 気がかり
I’m all right, I’m all right
それに 僕は 君を愛してる それさえ 間違わなければ
こんなに「前夜」が歌いたくなるときは、自分の心が余裕のなさに呑まれて、大切な何かをないがしろにしていると感じているときなのだと思っています。
どこかの国で戦が起きたと テレビのニュースが言う
子どもが実写フィルムを見て 歓声をあげてる
皆 他人事みたいな顔で 人が死ぬ場面を見ている
怖いねと振り返れば 番組はもう 笑いに変わってた
わかってる そんな事は たぶん
小さな 出来事 それより
僕らは むしろ この狭い部屋の 平和で 手一杯だもの
I’m all right, I’m all right
そうとも それだけで じゅうぶんに 僕らは忙しすぎる
学生と一緒に、今日赤ちゃんを産んだばかりのママと話していて、何が一番この人にとって必要なんだろうかとすなおな気持ちで考えていました。
無限の愛を欲しがる新生児を心から可愛いと思うために、母親には穏やかで優しいたっぷりの時間が必要。
気が立って眠れないという彼女のために、短時間でも疲れが取れる良質の睡眠を得るためのアプローチを考えてもらいました。
今のところ、足浴しか思いつかないみたいですが、明日の計画に上がってくるのが楽しみです。
信成万事。
日本が、日本人が絶滅しないように。わたしは自分に出来ることがあると信じて、心を尽くして喜んで働きます。