ママカフェ楽しいです^^まずは情報提供を30分、あとはそれをネタに自由に語り合うスタイルにしてみました。
今回のテーマは牧場型子育て。
動物園、牧場、サバンナの動物たちをメタファーにして、子育てを考えてみました。
赤ちゃんの頃はベッドにも落ちないように柵がついています。安全第一のオリの中。でも、いつかは自立して、サバンナに放たれる子どもたち。
その自立に至るまでの親の育てる姿勢を上手く表現できていますね!
子育ては牧場型経営であるのが親子ともに楽に過ごせる秘訣なのですが、本来赤ちゃん時代で卒業すべき動物園ですが、中学生にもなった我が子をまたオリに戻したくなる経験、誰にでもあるかも知れません。
牧場の柵がどんどん広がっていき、簡単には目視できなくなるのが思春期以降です。でも、まだまだサバンナに放つには幼い。
やたら大人びたことを言うかと思えば呆れるほど幼稚な一面も残っていて、本当に自立の道を歩んでいるのか、不安になってきます。
そこで親が「こうあるべき」を譲れないまま対決することは、動物園のオリに戻そうとするような制限を感じて子どもたちは激しく抵抗するのですね。。
子育ては牧場型。柵があることも気付かれないくらい、自由に放牧するのが吉です。
さて、もう20年も昔の話ですが、ランチルームで年上の薬剤師さんの子育て論を聞かせていただいたことがあります。
彼女はフルタイム勤務で自宅で過ごす時間が少なくて、子どもと過ごす時間も十分ではないと感じていました。
それでも二人のお嬢さんは健やかに美しく、親思いの優しい女性に育ちました。
彼女がどんなに忙しくても、子どもたちのためにこれだけはやろうと決めたことは、
①毎朝、朝ごはんを作ること ②毎日、ベッドのシーツを交換すること
ゆっくり話す時間がなくても、これで十分に子どもたちには「ママに大切にされている」気持ちが伝わったのですね。
何もかも外注にして、効率よく生活を回して、仕事も自分の時間も大切にしよう!という一億総活躍の時代。
でも、子育てはそもそも非効率的なもの。ほかほかのご飯をほおばったり、新しいシーツに体を沈めるとき、愛されている幸せを子どもたちは感じたはず。
牧場には牧草が生えています。心身を健やかにする美味しい草は、そのような日常への感情なのかなと思うのです。
日々好日。
子どもと過ごすわずかの期間は自分の人生にとって特別な時間です。二度と戻らない今日一日を、笑顔で過ごして欲しい。
幼い息子がしつこくふざけているとイラっとしましたが、あの頃のわたしに、一緒にふざけて楽しめるくらいの度量があれば、お互い人生変わってたかも(^^;