Youtubeで「日本政府はなぜ子供と若者に冷たいのか?」という討論会を見ていました。
国家としての日本が、諸外国よりも低レベルであるとは思わないのですが、随分視点が違っていることは感じます。
出産育児や教育がすべて社会資源により無償化されるのであれば、その分国家の管理に置かれるという事でもあり…
またかえって不自然な世界が出現しそうな気がします。
問題があるとすれば、自然な子どもたちの育ちが、もう何だかよく分からなくなってしまっていること。
出産や育児は人生の重荷であり、教育には膨大な資金が必要となれば、親になりたいと望む子どもがいなくなるのも当然です。
討論会は様々な意見を持つ人たちのディスカッションでしたが、ひとつ心に残った部分がありました。
それは、親全員が母性本能を持つわけではない、という部分です。ただ、全員がそのスイッチを持っている。押すか押さないかは、その人に任されている。
なるほど、確かにその通りです。そして、押し方を知らない、自然に押すことが出来ない親が増えていることは実感しています。
押さないと、出産も育児も苦しいばかりのものになってしまいます。
本能のスイッチを押す方法を伝えるために、地域助産師という役割をもつ女性たちが懸命に仕事をしているんだな。。と思えば、ますますモチベーションアップ!
本能的出産と育児は、ネットなんか検索しなくてもよくて、自由で楽しい。〇〇しなければならない、なんて誰も言わない。
そして掛け値なしに愛されていると感じることが出来れば、世界のすべてが教育になる。
教科書が無料配布されるだけで、勉強したい子は充分に学力がついて、世の中に貢献できる大人になれる。
親の力、子どもの力が最大限発揮できるような社会になることを願います。
信成万事!
親は子どもを、政府は親を、その底力を信じて欲しいです。