今日の午前は月に一回のお楽しみ(^^♪花野井SV(株式会社ハナノイ)のオンライン勉強会でした。
七つの原理の解き明かしをしてくださるのですが、本日は対立、易不易、物境不離の三つをスピーディーにお話いただきました。
本で読んでも難解で、栞に比べると馴染みにくい印象の七つの原理ですが、花野井SVの解説は本当に本当に分かりやすくて、すとんと納得させてくださいます。
花野井さんご自身が、倫理を深く理解されているからこそ、現実の生活に置き換えて伝えることが出来て、その言葉がいかにも易しいのだと思いました。
倫の漢字は、人が屋根の下で本棚を整理する意味だそうです。屋根というのは、地球でもあり会社でもあり家庭でもありますが、整然としたルールの元、良いほう(生成発展)に進んでゆくということを意図するのが倫理の意味です。
昨日の夜、京都府の役員会の後で鶴亀JAPANに初めて伺いました(*´∀`*)普通のレストランバーかと思いきや、壁に教育勅語が!
そこで、ジェンダーフリーの話になり…違和感の理由はなんだろうか、倫理が男尊女卑だからwww等と話していました。
わたしは伊邪那岐命、伊邪那美命の天地創生で、二柱の神が日本列島を生み出すときの神話を思い起こしていました。そして今日の講座で、さらに腑に落ちる経験をしました。
ふたりは、天沼矛(あめのぬぼこ)からしたたる塩が累積して出来た淤能碁呂島(おのごろじま)に、立派な柱を立て広い大きな家を作ります。
一息ついて、伊邪那岐が「汝が身は如何に成れる」と聞きます。伊邪那美は「吾が身は成り成りて成り合はざる処一処在り」と答え、伊邪那岐は「我が身は成り成りて成り余れる処一処在り」と言います。
これこそ元祖対立の原理。対になっている相互に違ったものが一致してゆくとき、喜びと発展が起こります。
そして、対立の原理には順序があり先後があります。
結婚の儀式、大きな柱を行き廻り合ったとき、「あなにやし えをとこを」と、プロポーズの言葉を先に言ったのは伊邪那美でした(^^;
そして生まれた子は、育たない水蛭子(ひるこ)淡島(あはしま)だったので、天に戻って神のアドバイスを受けます。
地上に戻り、もう一度儀式をやり直して、今度は「あなにやし えをとめを」と伊邪那岐が先に伝えました。すると、ふたりの結婚は祝され次々と日本列島の島々や神々が生まれてきます。
ジェンダーは大切。外見の性で、本質の性を見誤る人生は間違っているとわたしも思います。戸籍上が女性である男性がいても良いですし、その逆もあり。
でも、その性は不易であるべきもので、恋人や結婚相手の性とは対になるもの。これさえ間違わなければ、きっと生物学的には生殖につながらなくても、彼らは沢山の良きものを生み出し発展するのだと感じました。
このバランスが万物万象に必要で、変わるべきものは柔軟に変わり、変えてはいけないものは変わらない。移り変わるものと永遠に続くものを知る叡智をわたしたちは持っているはずで、それを無視するのは我が儘なのです。
男尊女卑ではなく、お互いの個性を最大限尊重する姿勢です。恐れと依存による支配とは、全く逆の関係がここにあります。
夫婦対鏡。
神話の国、大切な我が祖国を、世界一幸せな人々が住む国にするために、もっとやれること一杯あるはず!!
少しくらいの苦労もワクワクして乗り切りたいです(*´∀`*)