今日はカイロで調整してもらったので夜になっても身体がぽっかぽかです。脊柱ほんとに大事です。
赤ちゃんの姿勢や発達について、様々な角度から専門家の研修を受けてきましたが、骨格の歪みをケアすることで良く眠ったりご機嫌が良くなったりするのはてきめんの効果。
多分何千年も何万年も前から、生まれた赤ちゃんの身体の機能は変わらないのに、置かれる環境はどんどん変化しています。
わたしが助産師になってからのわずか30年の期間にも、うつぶせ寝とかドーナツ枕とかテンカフンとか(^^; その時には常識とさえ言われたことが悪になることがいくつもありました。そして変化は続きます。おくるみはお雛巻きになり、抑制具のようにがっちりホールドするタイプのものも出てきました。
赤ちゃんの立場になって考えてみると、多分ほんとうは服なんか着たくないと思うのです。適度な気温のもと、はだかんぼで自由に手足を動かしていたい。抱っこをしてくれる優しい大人の腕や掌の暖かさを全身で感じたい。
何にくるまれるか、誰に抱かれるか、それが人生の最初の変化するものですね。
変わらないもの、変えることはできないものと、変わるもの、変えてもよいものは、くっきりと線引き出来るものではありませんね。男女の性でさえ、今は簡単には割り切れなくて、最近は、プロフィールを書く用紙の性別欄には(男・女・それ以外)と書かれていることが増えました。
自分自身の価値観や準拠枠も、こだわりどころではありますが、変わります。
あの、有名な二ーバーの祈りの言葉を親業訓練でも紹介しています。
神よ
変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ。
インナーチャイルドセラピーという、辛い幼児決断をゆるめることが出来る催眠技法がありますが、思い込んでいるネガティブイメージをただ客観視するだけではなく、それによって今の自分が得ているものを見つけることが出来たら、そして感謝の気持ちを持てたら、本当に楽になります。
人は、柔軟に様々な思考を受け入れて、身も心も変わって行ける存在です。
でも多くの人と幸せにともに生きるため、守るべきルールを共有することは不易(変わらないもの)であると学びました。
けじめ、折り目正しい挨拶、行事…若い頃は軽んじてしまいがちな礼を尽くす姿勢は不易。目的、目標を定めたら、方策は限りなく変化してもGoalは不易。
年齢による成長や加齢の変化はあっても、骨格は不易だと思います。自分を根本から支え導くもの、大切にしたいです。
尊己及人。
この人生を大切に丁寧に、世のため人のために生きる。そんな先輩方の素晴らしい生き様を知れる講話がふんだんに聴ける、倫理法人会のMSって本当に凄い^^