親業訓練講座を受講することで、親としての自信を取り戻した皆さんからの感想が続々と届いています。
「学校に行きたくない」などと子どもが言い出すと、とにかく慌てて、焦って、「なに!!誰にやられたの?」と以前は質問攻めにし、でも子どもは何も話してくれないということがあり、逆効果の接し方だったと思います。
講座を受講後は、まずはひと息。私が落ち着いて「能動的な聞き方」を心がけると子どももホッとした様子になり、落ち着いて自分の気持ちをぽつぽつと話してくれました。翌日の登校日には、何ごともなかったように普通に登校していました。
「最近、夫がよく話をするようになりました。特に会社のことは、私にはあまり話さないか、良かった出来事しか話してくれませんでした。しかし、私が「能動的な聞き方」を心がけることで、聞いてもらっている感があるのか、仕事の愚痴を話してくれるようになりました。聞く姿勢をとると、相手は心を開いて話してくれるのだなと思いました。
息子がインフルエンザで寝込んだ私を気遣い、買い物をしてきた時にも「ありがとう」と伝えていたのですが、数日後に改めて「わたしメッセージ」で伝えました。肯定のわたしメッセージは何度言っても、お互いの気持ちがあったかくなり、大切な時間になると改めて思いました。この会話の数日後、息子から「母さん、この前、ぼくが母さんの布団で寝たいといった時、お布団に入れてくれたよね。ぼく、ぐっすり眠れたよ」と言われました。息子からの「肯定のわたしメッセージ」に、思わず何とも言えないくらいに胸が熱くなる思いがしました。