こんにちは♪
家族関係回復コーチの中川淑子です。
私は「親業訓練」という
トレーニングを提供していますが
受講前のご相談でよくあるテーマがあります。
それは…
・子どもが学校に行かない
・子どもが勉強しない
・子どもが口をきかない
つまり、親がして欲しいことを
「しない」ということへの不満です。
ここには親自身の姿勢として
意識的にしろ無意識的にしろ、
子どもの考えを支配しようとする
難しさがあります。
講座では、自己理解をベースに
コミュニケーションのスキルを学びますが
講座が進む中で相互理解が進んで行きます。
とはいえ、自分の欲求と相手の欲求が
あまりにもかけ離れていると
平和的な解決までに時間がかかりますね。
わたしが幼い頃、まあ本当に(;’∀’)
親に逆らう子どもでした。
はい、と素直に答えることが出来なくて
ものを買ってもらえないと
通路にひっくり返りました。
なんとかしてこの親に勝ちたい、
打ち負かしたいと必死です。
そこにある親の怒りや憎悪を
また敏感に感じる性質で
ますます素直になれなくなったのです。
これは子どもにとっても
とても辛くて悲しいことでした。
本当は親に愛されたい、
いい子だねって言われたいのに。
そんなわたしが、祖母の言うことには
素直に聞き従うことが出来ました。
それは、なぜだったのか。
おばあちゃんが好きだったから
も、あるのかも知れません。
一日中忙しくしていた母よりも
一緒にいる時間が長かったせいも
あるのかも知れません。
でも、今から思えば
祖母には秘密兵器があったのです。
祖母は小さいわたしを氏神様に
毎朝お参りに連れて行ってくれました。
祖母の部屋には仏壇があり
神棚がありました。
ことあるごとに
神さまやご先祖のこと、
その御前に正しくあることを
優しい口調で教えてくれました。
だからわたしがわがままを言うと
祖母は躾とか社会観念とかを語らず
神さまの前でそんな態度を取るのは
ただ恐ろしい、と思い出させるのです。
通常はまったく忘れている
大いなるものへの畏怖。
これを想起させることが
祖母のやり方でした。
クリスチャンホームでは
子どもが理不尽に逆らうと
「エペソ人への手紙6章1節に
なんて書いてあったかな?」
と言うかも知れません。
——————
子どもたちよ。
主にあって両親に従いなさい。
——————
これですっと気持ちが変わって
素直になれる子がいるのです。
子どもは親の言うことは聞けなくても
神さまの言うことには従うのでしょうか?
子どもの心が大いなるものに繋がるとき
自分の力ではどうすることも出来ない
意地っ張りで反抗的な自分を
解除することが出来るのでしょう。
ここに親子の上下関係はなく
親もまた同じ権威の下にあって
一緒に学び、一緒に祈る、
だからここに親子の力の対決は
生じないのです。
自分とは違う人格である子どもの
ユニークな視点を尊重すること。
親業訓練の講座は理論立てされていて
特定の宗教色が入り込む余地はありません。
しかし私個人は、
大いなるものへの信仰心は
人を変容させる大きな力になることを
実感しています。
あなたも神仏に手を合わせたことがあるでしょう。
もし今、苦しみを感じているのなら
その場で祈ってみてください。
——————
かみさま、
この苦しみの意味を教えてください。
わたしがこの苦しみから学ぶものに
気付くことができますように。
そして学びを受け取り成長したわたしが
この苦しみを感謝することができますよう
お導きください。
——————
そして大いなるものを愛し畏れる姿勢を
子どもたちにモデリングしてみましょう。
幼い心は神さまと親和性が高いのです。
通っている園が教えてくださる教義があるなら
今はそれに合わせて下さいね。
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最後までお読みいただき有難うございました。