親業訓練とは
「親業」は、米国の心理学者トーマス・ゴードン博士によって1962年に講座が始められました。
博士が開発したコミュニケーション訓練のプログラムは、1980年より日本でも提供されるようになりました。
親子の問題がどうして起こり、どうしたら健全な形で解決出来るか、親にとっては必須のスキルの学びです。
講座内容は、カウンセリング、学習・発達心理学、教育学など、いわゆる行動科学の研究成果を基礎にしています。
多くの言語に訳され、この講座は全世界に広く普及しており、すでに日本国内でも12万人を超える方たちがこの訓練を受講しています。
- あなたは、自分の苦しみを否定されたり、安易に慰められたりしていませんか?
- 我が子を愛せなくて苦しんでいませんか?
- 自分の価値観に縛られて、苦しんでいませんか?
- 話を聞いているのに、ついつい言い合いになっていませんか?
平成27年6月 法務省保護局発行「保護者のためのハンドブック~より良い親子関係を築くために~」
講座内容
「親業」(トマス・ゴードン 著/近藤千恵 訳/大和書房)をテキストに、子どもの気持ちを聞く訓練、親の気持ちを正確に子どもに伝える訓練、親子間に対立や考え方の相違がある場合、お互いの関係を損なわずに満足のいく解決策を見つける訓練など、実際の例に即した体験学習を通して具体的な方法を身につけます。
方法
親業訓練の考え方の説明や意見交換、また2人で組になり交代で親の立場、子どもの立場を経験するロールプレイという親子双方の気持ちを実感しながら訓練で学習した方法を練習していきます。
無意識に子どもに接している時に起こりがちな問題点を理解するためです。
内容(3H×8回)
1回目:「行動の四角形」
2回目:「能動的な聞き方」1
3回目:「能動的な聞き方」2、「わたしメッセージ」1
4回目:「わたしメッセージ」2
5回目:「環境改善」
6回目:「欲求の対立」
7回目:「勝負なし法」
8回目:「価値観の対立」
ご提供できる講座(親業訓練協会)
親業訓練一般講座
親業訓練入門講座
- 時間
- 6h
- 料金
- 4,400円(税別)
- 対象
- 育児支援団体、各種サークルなどの依頼で開講します。
(6時間×1日,3時間×2日,2時間×3日)
定員20名~100名
看護ふれあい学一般講座
- 時間
- 21時間(7時間×3回)
- 料金
- 44,000円(税別)
- 対象
- どなたでも受講できます。(3名以上で開講)
看護・介護の場面で出会う「とまどい」を整理し、より効果的なケアにつながるコミュニケーション技術を獲得します。
ふれあいマインドを学び、ふれあいコミュニケーションリーダー4級の認定が取得できます。
看護ふれあい学基礎講座
- 時間
- 6h
- 料金
- 17,600円(税別)
- 対象
- どなたでも受講できます。(3名以上で開講)
看護場面のコミュニケーションスキルの詰め合わせです。
ふれあいマインドを学び、ふれあいコミュニケーションリーダー5級の認定が取得できます。
自己実現のための人間関係一般講座
- 時間
- 21時間(7時間×3回)
- 料金
- 44,000円(税別)
- 対象
- どなたでも受講できます。家庭、職場などあらゆる場面での自己表現力を培います。
(出張講座は5名以上で開講)
親業講演会
- 時間
- 90分程度
- 料金
- ご相談ください
- 対象
- 保育園・幼稚園・小中学校・高等学校・各種団体さま向け
お申し込みフォームhttps://ws.formzu.net/dist/S97056813/
受講者の声
- 私を避けていた息子と笑顔で話しができるようになった。(Yさん 45歳 )
- 気持ちが楽になり自由に自分の気持ちを子どもにいえるようになった。(Tさん 37歳)
- 前よりも家庭の中が温かく感じられるようになった。(Kさん 40歳)
- 不登校の子どもが話しをし、自主的に行動するようになった。(Fさん 38歳)
- 親子に限らず、他の人間関係においてもゆとりのあるものの見方ができるようになった。(Iさん36歳)
- 職場での問題解決に前向きに取り組めるようになった。(Aさん44歳)
- クライエントさんとの関係がこのスキルを知ったことで飛躍的に改善した。(Nさん29歳)